2015年8月22日土曜日

ドミンゴ出演の「道化師」、東京公演より

半田晴久さんとドミンゴのコンサートが来週開催されます。当日はオベラではありませんが、せっかくなのでドミンゴのオベラを行く前にいくつか視聴しています。

 今日は、もうひとつのヴェリズモ・オペラの代表作といえる「道化師」の、1976年、こちらも東京NHKホールでの公演からです。こちらは2幕ですが、かなり短めです。芝居と現実が交錯してしま、そして悲劇で終わってしまうのですが、最後にドミンゴが言う、喜劇は終わりましたというセリフがなんともいえません。オベラの冒頭に口上役で出てくるピエロの話も、なかなか味があります。それを聞いてるから、劇のストーリーも最後のセリフも活きてきますね。なかなかしっかりした構成で、人気があるのも分かる気がしました。(さくら)


「道化師」ストーリー


カニオ(劇中ではパリアッチョ) 旅回り一座の座長(T)プラシド・ドミンゴ
ネッダ(コロンビーナ) 女優でカニオの妻(S) エレナ・ヌンツイアータ
トニオ(タッデーオ) せむしの道化役者(Br)ベニート・デイ ベルラ
ベッペ(アルレッキーノ) 色男役者(T)ピエロ・デ パルマ
シルヴィオ 村の青年(Br)ロレンソォ・サッコマーニ



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