2015年8月17日月曜日

ジェイソン・デイがメジャー制覇

半田晴久さんが会長の国際スボーツ振興協会主催、「ISPSハンダ・ワールドカップ・オブ・ゴルフ」が2年前に開催されたとき、個人優勝したのがジェイソン・デイだった。そのころから注目していたが、このたびの全米プロゴルフ選手権で、とうとうメジャーを制覇した。思えば、「ISPSハンダ・ワールドカップ・オブ・ゴルフ」のころフィリピンを襲った台風で、ジェイソン・デイは母方の親族を亡くしている。それを乗り越えての優勝だったから、その精神力に感動したことを思い出す。

今年7月の全英オープンでは、1打差でメジャー制覇のチャンスを逃したが、そのときに同じスコアだった、すでに今年の全米オープンとマスターズを制覇しているジョーダンスピースを下しての、堂々たる優勝だ。しかもタイガーウッズの持つ19アンダーを抜き、メジャー史上初の20アンダーにのせての優勝という記録つきだった。ウィニングパットを決めると、涙を浮かべて家族やキャデイと抱き合い、喜びを分かち合っていた。心からおめでとうと言いたい。

それにしても2位のジョーダンスピースも、期待された通りの凄い選手になった。今年の4大メジャーすべて優勝争いに絡んでいる。そして、ついにマキロイを抜き世界ランク1位になった。20代のマキロイ、デイとともに、早くも黄金時代を築きそうだ。ますます世界の男子ゴルフは面白くなってきた。(了)

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