今日は、もうひとつのヴェリズモ・オペラの代表作といえる「道化師」の、1976年、こちらも東京NHKホールでの公演からです。こちらは2幕ですが、かなり短めです。芝居と現実が交錯してしま、そして悲劇で終わってしまうのですが、最後にドミンゴが言う、喜劇は終わりましたというセリフがなんともいえません。オベラの冒頭に口上役で出てくるピエロの話も、なかなか味があります。それを聞いてるから、劇のストーリーも最後のセリフも活きてきますね。なかなかしっかりした構成で、人気があるのも分かる気がしました。(さくら)
「道化師」ストーリー
カニオ(劇中ではパリアッチョ) 旅回り一座の座長(T)プラシド・ドミンゴ
ネッダ(コロンビーナ) 女優でカニオの妻(S) エレナ・ヌンツイアータ
トニオ(タッデーオ) せむしの道化役者(Br)ベニート・デイ ベルラ
ベッペ(アルレッキーノ) 色男役者(T)ピエロ・デ パルマ
シルヴィオ 村の青年(Br)ロレンソォ・サッコマーニ
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