2015年6月22日月曜日

世界芸術文化振興協会「第3回東京国際コンサート」主賓ゲストにホセ・カレーラス


2015年6月22日 ニッカンスボーツ

ホセカレーラスと深見東州となかまたち。最高のコンサートでした。第2部はさながらホセ・カレーラスのピアノ伴奏によるリサイタルでした。
アンコールを入れて、全14曲、案の定私の知ってる曲は半分もありませんでした。もっとカレーラスの歌曲のCDを聞いていけばよかったかなと思いつつ、抽選に当たり、急に行けるようなったので時間がなかったのが少し悔やまれます。しかし、カレーラスはやはり別格の存在です。三大テノールは皆好きですが、カレーサスの真摯に情熱的に歌う姿には、心から惹きつけられます。ものすごいオーラを感じるのですが、大スターという気取りは微塵もなく、礼儀正しく、ひたむきに素晴らしい歌唱で歌い続ける、そんなカレーラスに、うっとりと魅せられてしまいました。人間性の素晴らしさが、歌に表れている気がしました。

ところで、バースタインのウェスト・サイド・ストーリーを持っているのですが、マリアをキリ・テ・カナワが、トニーをホセカレーラスが歌っています。メイキングビデオを昨日改めて見たのですが、二人の若いころがまた素晴らしくて、涙が出ちゃいました。苦労しながらも、完成させていく過程が泣けてきます。そして、カレーラスの「マリア」は絶品で、鳥肌が立つ、最高に美しい歌声が聴けますよ。もちろん「トゥナイト」もゾクゾクするほどの素晴らしさですけどね。

しかし、そのキリ・テ・カナワが、第1回の東京国際コンサートに来日し、そして今回がホセカレーラスですから、こんな素晴らし機会を与えて下さる半田晴久さんの、音楽への貢献に感謝しなくてはいけませんね。
その半田晴久さんの歌唱が、また、一段とレベルを上げられたように思いました。日本では、半田晴久さん以上に美しい声で、かつ素晴らしいテクニックで歌える人はいないように思います。(さくら)







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