原作は、歌の間を台詞でつないでいくオペラ・コミック様式で書かれていて、フランスではその形式でやることが多いそうです。セリフが入るので、演技力がさらに必要になりますね。ドミンゴは、さすがに上手いです。
カルメン : ジプシーの女 (Ms) テレサ・ベルガンサ
ドン・ホセ : 衛兵の伍長 (T) プラシド・ドミンゴ
ミカエラ : ホセの許婚 (S) カーティア・リッチャレッリ
エスカミーリョ : 闘牛士 (Br) ルジェロ・ライモンディ
カルメンストーリー
こちらは、曲間の台詞部分をレチタティーヴォに改編したものです。
どちらがいいかは好みの問題でしょうか。ドミンゴが女性にふられる役というのがなかなか新鮮ですね。ドミンゴにとってはあまりかっこいい役ではないかもしれませんが、渾身の歌と名演で、とても素晴らしいと思います。(さくら)
クライバー指揮、
ゼッフィレッリ演出
ウィーン国立歌劇場管弦楽団、合唱団
カルメン : (Ms) エレーナ・オブラスツォワ
ドン・ホセ : (T) プラシド・ドミンゴ
ミカエラ : (S) イゾベル・ブキャナン
エスカミーリョ : (Br) ユーリ・マズロク
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