2015年6月2日火曜日

The Young Parliamentarians’ Global Opinion Summit Organized by IPU and WSD 「世界の若い議員と語り合うグローバル・オピニオン・サミット」

今回の「世界の若い議員と語り合うグローバル・オピニオン・サミット」は、日本政府をあげて応援されてるような感じを受けました。後援には外務省はもちろんですが、財務省、経済産業省も入ってます。国の政策にも影響を与えそうな、そんな素晴らしい内容でしたから、意見が反映されるのかもしれません。
発展途上国の人たちにとって、どのような開発援助が望ましいのか、活発な議論になったと思いました。国によって事情が違いますから、紛争がある地域、教育が遅れている地域、様々ですから、事情にあった支援をしないといけないと感じました。

そのなかで私は、平沢勝栄衆議院議員の発言が印象に強く残りました。実際に途上国に行った経験から、学校を作るのはとても喜ばれるそうです。でも作るだけではなく、文房具やノートも支援し、そして教える先生の養成まで考えることが必要だそうです。器ができても、そこで教えることが行われな ければ意味がないですからね。
それから井戸を掘ることで、 どれだけの人が助かるのかの重要性も、心にとても響きました。奇しくもこのような支援を、半田晴久さんはカンポジアなどで実行されていらしたと思います。やはり目の付け所が違います。

さらに平沢議員は、以前警察に勤めていらしたそうですが、警察に捕まっていたのではありませんよと、笑わして下さいましたが、警察もODAの支援をしているそうです。これは初めて聞きました。たとえば鑑識の技術ですとか、交通管制の技術ですとか、日本は優秀なので、それを海外にも共有できるようにしているそうです。驚きますのは警察の運営技術もそうで、たとえば交番のノウハウを海外にODAで輸出しているそうです。交番のシステムは地域に警察の詰所を作って、地域をパトロールし、地域との交流を深めて地域での犯罪が行われないように努力することだそうです。言われて見ると、本当にそのおかげで日本の治安はとても優れていますよね。治安が悪ければそこに人は住みませんし、そうすると街がすたれていきますので、治安は地域の発展にとってとても重要です。そこで要望がある国には交番のノウハウを持って行き、シンガポールなどは、それで犯罪の発生が実際に下がったそうです。そういうことまで日本はODAで行っていたのですね。そういう治安を良くする支援や、教育の支援は、どの国も共通して喜ばれるのではないかと思います。





左の写真、光る誘導 棒を持って、何か説明されているのが半田晴久さんです。手前はIPU事務総長のマーティン・チェンゴン氏。その奥がIPU議長のセイバー・チョードリー氏です。
これは、非公開の第一部の会議のようですね。会議中にツィートしてると叱られますよ(笑。(さくら)





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