2015年6月28日日曜日
今、高校生国際美術展が、六本木の国立新美術館で開催中です。世界の国々の高校生が書いた作品が多数展示されています。国によって、色使いも全く違うし、とても面白いです。もう16回目だそうですが、数年前に行った時に比べると、アジアの国の高校生の実力が上がっているように思います。日本の高校生の描いた絵も、ドキッとするような絵が沢山あります。絵に興味のある人は、見に行かれると良いと思いますよ。
共催の世界芸術文化振興協会の半田晴久会長の話によると、審査は、学校名や名前、地域などの情報を一切見ずに、ただ作品だけを見て入賞者を選ぶそうです。つまり、しがらみとか、バランスを考えず、作品だけで選ぶからとても公平です。
今回は、1万2千点の応募作品の中から、1200点が入賞したそうですが、その一人一人をセレモニーで表彰されていました。その模様が、昨日のUstreamでライブ配信されました。半田晴久さんのお話によると、絵画や書を書く人にとっては、たとえ奨励賞であっても、入賞することがとても心に残る出来事なので、たとえ時間がかかってもいいから、入賞者の全員の名前を呼んで、一人一人に手渡しで賞状を渡すのだそうです。
それも素晴らしいポリシーですが、10人に一人しか入賞しないのですから、作品もなかなかのものでしたよ。
7月5日まで展示されています。(30日は休館日)10時〜18時。(さくら)
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