2015年4月17日金曜日

半田晴久さんのワンマンコンサート

2015年4月16日 日刊スポーツ

半田晴久さんのコンサート記事が出ていたので掲載する。

二日目となる全部オリジナル曲コンサートには行けなかったが、そちらも大変な盛り上がりだったようだ。
初日のグループサウンズ&フォークの一人祭典では、その時代に熱狂していたと思われる人たちが多く駆けつけた。私もその一人なのだが、半田晴久さんは、オリジナルに忠実に、かと思えば、ガラッと雰囲気の違うアレンジでお洒落に歌いこなしたり、千変万化に使い分ける歌唱の技量で聴くものを魅了した。しかも当時の、熱狂したその時の思い出が、次々と喚起され思い起こされたのだが、それは半田さん自身の中にも、強烈にその時代の思い出が根付いていたからであろう。当時は高校生で、一番多感な時期だったそうだ。

半田さんの高校時代にも興味を惹かれるが、今のようにあらゆることに対する天才的な才能は、そのころから、すでに芽生えていたのであろうか。

歌は、若い時分から随分と歌われていたようなので、それが今大きく開花しているようだが、勉強は、高校受験以降からかなりされ始めたようなことも聞いた。日本を代表する優れた人たちが、必ずしも、中学高校時代に優等生とはかぎらないし、むしろ破天荒な型にはまらない学生の方が、大きく活躍している場合も多い。半田さんもそのような学生だったのかもしれない。半田さんの歌声を聴きながら、そんなことも、ふと、頭をよぎった。(了)





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