2015年5月31日日曜日

「世界の若い議員と語り合うグローバル・オピニオン・サミット」開催





半田晴久さんの世界開発協力機構と、列国議会同盟の共催で、「世界の若い議員と語り合うグローバル・オピニオン・サミット」が開催されたので、さっそく出掛けてきた。
民間では初めて、各国の国会議員からなるグローバルフォーラムであるIPUと提携した世界開発協力機構には、驚きを禁じ得ないが、スボーツ組織である半田晴久さんの国際スボーツ振興協会も、国連の「文明の同盟」と提携している。いったい半田晴久さんの活動は、どこまでグローバルになっていくのだろう。
それにしても提携を望んだからといって、あるいは資金協力をしたからといって、提携する相手ではないだろうから、どのような経緯があったのかについては、興味をそそられる部分がある。おそらく人間同士の繋がり以外には考えられないが、相手の方から希望してきたという話も聞いたので、強く惹かれるものを半田晴久さんに感じたのであろうか。

さて、今回のサミットは、非常に内容が濃かった。日本の開発援助が、全体の大きなテーマであった。各国の若い議員たち、といっても政治の世界では何歳を持って若いというかは知らないが、おそらく30代40代と見える議員たちは、さすが一国の選ばれた議員だけあって、言うことがしっかりしていた。そして、お国のことをさりげなくアピールすることも忘れず、国を思う真摯な気持ちが伝わってくる。少し新鮮な気持ちになった。日本の若手議員の中には、頼りなく見えるものも少なくないが、開発途上国の若者の逞しさを見習って欲しい気もした。

そして、口に出してはっきりとは言わないが、援助の仕方に疑問を感じているのではないかと思った。それは日本の援助というより、おそらくは中国や欧米の援助の仕方になにか改善を求めて、質疑をしているように、私には感じられた。
共通する見解としては、援助は国民の教育の向上、技術の習得につながることが重要と考えていることはわかった。しかし、現状は、そうはなってないのかもしれない。そこをもう少し聞きたかったが、各国ごとに事情が大きく違い、とても短い時間では不可能なことだろう。

半田晴久さんや、IPUの議長らの応答も、適宜、的を得た内容で聞きごたえがあるものだった。簡単には解決できない、とても大きな問題ばかりなのだが、確実に前に進む答えであり、現実的であり、その場しのぎの逃げになる回答は無かった。これは、実践してきた体験と、深い勉強からくる知識がないと言えないことだと感心した。

そして、世界30数ヶ国から、立場の違う質問や議論を、上手にさばく半田晴久さんの手際も見事である。半田さんのそばで、IPUの上級顧問が、細かに情報を整理し連携していたのも印章に残った。

また、日本からは、ベテラン国会議員の発言もあった。なかでは平沢勝栄さんの、とても良い話も聞けた。それから同時通訳が5、6カ国語に及ぶため、大変なことだと思ったが、もう一度じっくり翻訳したものを聞きたいと思う内容もある。もう一度聞くと、さらに発見があるであろうし、理解も深まる。

それにしても、4時間弱という短い議論で、大きな実りある内容を得られたことは間違いない。有意義な企画を準備された世界開発協力機構と列国議会同盟の人たちに、そして半田晴久さんに感謝申し上げたい。(了)







2015年5月28日木曜日

文明の同盟(UNAOC)と国際スボーツ振興協会が提携

過激派によるイスラム社会と西欧諸国との分裂が広がらないよう、それに対するものとして設立された「文明の同盟」(UNAOC)という国連の機関があります。
互いの宗教や伝統の尊重を推進し、人類の相互依存を再確認することで分裂をなくし、世界平和を脅かす偏見や誤解を克服する目的だそうです。

その国連「文明の同盟」は、昨年ニューヨークで開催された、第3回スボーツ平和サミットを主催しました。第1回は2012年にロンドンで、第2回は2013年に東京で、半田晴久さんが会長の国際スボーツ振興協会主催で開催されていました。




第3回スボーツ平和サミット(The World Sports Values Summit for Peace and Development)New York City – 22 May 2014

 United Nations Alliance of Civilizations 



そしてこの2014年の第3回スポーツ平和サミットでは、文明の同盟(UNAOC)と国際スボーツ振興協会の提携が発表されました。なぜ、スポーツ関係の国際スボーツ振興協会と国連「文明の同盟」が提携したのでしょう?

Abdulaziz Al-Nasser国連上級代表の発言によると、スボーツは、古代のオリンピックでは単なる運動競技ではなく、政治や文化、宗教や言語の違いも越えて広がっていたもので、それは今も同じであるといいたいようです。
たしかに現代では、異なる文化の選手たちが同じチームでプレーしてますし、そして互いに連帯したり、規律を守ったり、犠牲を払ったりしながらともにプレーしてるわけですからね。

世界の、それぞれの国の人たちは、いろいろな点で異なっているけども、共通している部分もあるわけですし、ただ、今のような状況では、コミニケーションもとりにくく、それに格差もあり、亀裂は埋まりにくいでしょう。でもスボーツには、それを変える力があると考えているようです。なので、国連「文明の同盟」の上級代表によると、「文明の同盟」は、優先的な取り組みにスポーツを入れようと考え、国際スボーツ振興協会との提携も、そういう理由から可能になったのでしょう。

この「文明の同盟」の考え方については、たしかに国際スポーツ振興協会の設立趣旨一致する部分がありそうです。

半田晴久さんは、次のように言われています。
〜国際スポーツ振興協会(ISPS)は、「スポーツの力」を強く信じます。スポーツには、希望を生み出し、人々を動かして社会を変革する力があります。またスポーツは、人々を団結させ、世界中の地域社会に一体感をもたらします。そしてスポーツが、世界平和の追求においても、非常に強力なツールになることも、疑いの余地はありません。この信念こそが、ISPSの活動を支える柱になっているのです。〜

ということですので、スボーツ平和サミットの開催も含めて、スポーツへの取り組みは、半田晴久さんに先見の明があったということでしょうね。国連も、異国文化の障壁を超えて、スボーツが世界平和の推進に、大きな役割を果たすと考えているのでしょう。世界の趨勢は、ますます、その方向に向かっているのかもしれません。(さくら)





2015年5月24日日曜日

スボーツ平和サミット東京大会を成功させた半田晴久さん

2年前に、スボーツ平和サミットという国際会議が開催された。スボーツと社会貢献に関心の深いスボーツ選手、関係者が、世界中から集まった。そしてさまざまなテーマについて意見を交換しあった。

テーマは幅広く、どれもスボーツと社会の関わり合いを通して、スボーツに何ができるのかというのが、根底にあるように感じた。私はこのサミットの様子を、両日とも会場で拝聴したが、スボーツの持つ力というものが、社会を救う力になることを初めて理解できたと思う。

日本でも スポーツは盛んだが、さまざまな国におけるスポーツの意味が、日本とは違っていることにも気がついた。しかし同時に、スボーツは世界の人種も民族の違いも超えて、一つになれるという可能性を感じることができた。

スボーツの力は侮れない。スポーツで救われた人は世界に大勢いる。非行や犯罪に走る 若年者が減り、人種間の争いが協力に変わる。そんな魔法のような力をスボーツは持っていることを確信できた二日間だった。

ちなみに国内外の多くのスター選手にも会うことができたのも、嬉しかったことのひとつだ。半田晴久さんの友人関係で、これだけ多くの世界の著名人が一堂に集う。なんと人間のスケールが大きい人なのだろう。

今回のゲストの中でもフィギュアスケートのミシェル・クワンには輝くような華があって、皆の注目度もNo1であったと思う。対照的なイベンダー・ホリフィールドは、男くささを感じさせるかっこよい逞しさがあり、存在感は断トツであったように思う。
日本からも、スケートの清水選手、ボクシングの平仲信明、マラソンの有森裕子、プロレスのザ・グレートサスケなど、一流のアスリート、スボーツ関係者が多数参加した。(了)



参加者の声を、いくつかネットから拾ってみた。

平仲信明オフィシャルサイト〜スボーツ平和サミットへ参加しました。


ザ・グレート・サスケ オフィシャルブログ〜スボーツ平和サミット


鈴木理沙P★LEAGUEオフィシャルブログ〜行ってらっしゃあ〜い



以下は、日中新聞 より  2013-08-06 



スポーツの力は無限、人生と復興と平和に貢献「スポーツ平和サミット東京大会」盛大に


 「スポーツの力は無限である。人生と復興と平和に貢献する!」――一般社団法人国際スポーツ振興協会(ISPS)と特定非営利法人世界開発協力機構(WSD)は7月18、19の両日にわたってホテルニューオータニ東京で「スポーツ平和サミット東京大会」を開催した。世界16ヵ国から47名のスポーツのエキスパートが大集結、基調講演、特別座談会、分科会など多彩な内容で展開された。

世界16ヵ国から専門家47名大集結。基調講演・特別座談会・文科会と多彩

 「スポーツ平和サミット東京」のテーマは「スポーツの力は無限であり、人々の幸せと復興と平和に貢献する」。今回のサミットには16ヵ国から47名のスポーツのエキスパートが大結集した。
 このサミットではスポーツの力がいかに人生に幸せと喜びをもたらし、社会をより良くし、平和に貢献する推進力となるか、世界中の事例を検証し、情報発信するのが目的。今回のサミットは実行委員長を務めた半田晴久氏のネットワークが拡大し、世界各国から集結した。
 「大手広告代理店やプロのイベント会社などが一切関わっていない。すべて我々スタッフが運営する手作りサミット。今までにも数多くのシンポジウムや会議を開催してきたが、このサミットは最大のもの。世界中から集まったスポーツに関する学者、評論家、実践家はまるでスポーツの花園のように輝く個性と大輪の花弁を競う」と半田実行委員長。
 なお、第1日目の「オープニング全体会議と基調講演」、2日目の「総括と開会の挨拶」は、ユーストリームでライブ中継した。また、文部科学省、東京都、公益財団法人日本体育協会などが後援した。
 サミットの司会は元郵政大臣・国際スポーツ振興協会理事の矢代英太氏。開会式では下村博文(文部科学大臣)、猪瀬直樹(東京都知事)、竹田恆和(日本オリンピック委員会委員長)、半田晴久(スポーツ平和サミット実行委員長)の各氏が挨拶した。
 基調講演はコリン・モイニハン卿(英国上院議員、前英国オリンピック委員会会長)が「スポーツと都市の再生 2012年ロンドンオリンピック・パラリンピックの遺産」、キャサリン・マーシャル氏(世界開発協力機構顧問、ジョ―ジタウン大学教授、元世界銀行理事)が「コミュニケーションから目的への移行 スポーツの価値と21世紀の人類発展の課題」、キャサリン・グレインジャー氏(2012年ロンドンオリンピック金メダル獲得者、英国ボート競技選手)が「若いリーダーシップとスポーツ外交」というテーマで独自の見解を述べた。
 
スポーツでいかに平和を構築するか。国際的枠組みのなかで役割を果たす
 
 特別座談会のテーマは「復興とスポーツの力」。福島県富岡第一中学バトミントン部にはオリンピック出場を目指す若きアスリートがいる。しかし、2011年3月11日に東日本大震災が起きた。富岡町は震度6強の激しい揺れに襲われ、津波被害にも見舞われた。この特別座談会にはゲストとして福島県富岡第一中学・高校バドミントン部の生徒、さらに同中学校バドミントン部顧問の齋藤亘監督が出席した。なお、デモレーターは半田晴久氏。スペシャルゲストとしてイベンダー・ホリフィールド氏とミシェル・クワンさんが出席し、注目を集める発言をした。
 半田氏は特別座談会をリードしながら「思う通りにいかない時ほど内的エネルギーが出てくる。震災・原発にあったが、負けない。スムーズにいった人より逆境の中で精神力が付く」「明治維新の志士たちは艱難辛苦を乗り越えることを自分に言い聞かせた。孟子は天がその人に使命を与えようとするときに試練を与える。試練を乗り越えて大任を果たせる人間になる」
 「田村(旧姓)亮子さん(柔道)は一度勝つと、次に勝つために別のトレーニングを始める。以前と同じトレーニングをやっていると勝てない。次も勝つためにはゼロから叩き上げ、練習するという。そして新しい自分を出す。新しいトレーニングで全く以前と異なる自分を引き出す」
 「スポーツをやっていて良かったと思えるのは達成感。それを魂が求めている。苦しみや努力が開花したときの充実感・達成感がスポーツの醍醐味。そこで人格が陶冶される。これがスポーツをやっていて良かったと思える瞬間だ」等々のコメントを述べた。
 続いて分科会―第1組が行われた。分科会1のテーマは「スペシャルオリンピックとパラリンピックにおける普遍性と社会的参加」。諸分野を超越するスポーツの普遍的な価値が、スペシャルオリンピックやパラリンピックでどのように表現されてきたかを検証した。
 分科会2のテーマは「文明間協調としてのスポーツ」。国際的な枠組みの中で平和の道具としてのスポーツについて考察した。現代の世界においていかにすればスポーツを平和構築に役立てられるかを模索した。
 分科会3のテーマは「オリンピックと日本的価値観」。過去から未来への視点から、スポーツを平和と開発に生かした日本の活動について考察した。
 
スポーツの価値は世界に平等もたらす。一体となり、差異や分断を乗り越える
 
 会議第2日目の19日は分科会―第2組からスタートした。分科会4のテーマは「スポーツと人間的成長、起業家精神」。スポーツがどのような人間開発に貢献しているかを、変革をもたらしている先駆的な試みを参照にしながら検証をした。
 分科会5のテーマは「スポーツと芸術、メディア」。スポーツと芸術とメディアが一つになれば、世界の紛争地帯における地域共同体に解決の力を与え、若者を夢の実現に向けて奮起させることも可能になるだろう。この協力活動の成功例を検証した。
 分科会6のテーマは「スポーツの価値観を通じた、若い女性のリーダーシップ育成」。スポーツはどのように女性の地位向上に役立つのか。男女平等という将来目標に向けた取り組みを議論した。
 13時から総括と閉会の挨拶が行われた。分科会のハイライト発表、コリン・モイニハン卿とキャサリン・マーシャルさんが総括を行い、半田晴久実行委員長が閉会の挨拶を行った。
 まず、キャサリン・マーシャルさんは「理想を行動に移すという発展の熱意を感じた。世界の発展、世界をより良くする熱意を共有できたと思う。このサミットは熱意とインスピレーション、スポーツの価値、チームワークの価値を見出した。スポーツの価値は世界に平等をもたらし、異文化間に平等をもたらすための新しいアイデアやメニューを提起した」と述べた。
 コリン・モイニハン卿は「世界各国から多くのスポーツの専門家が集い、気高い平和・正義について話した。人と制度が一丸となった。ヤングリーダー、専門家、アスリートが日本文化を表した。スポーツの素晴らしさは一体となれること。差異・差別・分断を乗り越え、相互理解を深めるところにある」
 「スポーツは人を一丸とさせる。人間性を確立できる。その意味でスポーツは社会にとって重要だ。サミットは新しいイニシアチブ、崇高な目標を提起した。スポーツは個人を卓越させる。それは誰にでも可能になる。スポーツは一般的なものを超越する。オリンピックの精神や共感を今回のサミットは奨励した」
 「日本の根底価値は、尊敬の念に表れる。すべての文化を包含する、調和する土台を誇っている。日本の根底価値はスポーツをプラスの変化へ変えるために啓発する。オリンピックの尊敬・卓越・友情を促し、スポーツが平和の発展のツールになることをサミットを通じて確認した」
 「スポーツは平和の構築を可能性する。対立を吸収して、競技を通じて平和と相互理解を確立する。戦争・暴力・格差を解消する。スポーツはコミュニケーションを促進し、対立する相手と自己に尊敬の念を抱かせる。スポーツは友情を育み、障壁を乗り越える。さらに女性参加によって差別を撤廃する」
 「スポーツは教育や健康を増進する。それを有効活用すれば世界から貧困を減らす一助になる。今後もアイデアをどんどん出して普遍的価値を模索しなければならない。そのために持続可能なプログラムを作り上げることが重要だ。文化とスポーツを融合させて有効活用させることが必要だ。スポーツは国家間の障壁を撤廃する手段なる。サミットは新しいイニシアチブを構築する。サミットを毎年開催し、友情を繋いでいくことを希望する」と述べた。
 


「スポーツ平和サミット東京大会」総括と閉会の挨拶「何度も繰り返すことで世界に浸透」スポーツ平和サミット実行委員長 半田晴久氏


 以前にアセアンの人たちを中心に「アジア・エコノミック・フォーラム」を作った。アセアンと関わっていると、アセアンではシンポジウムやサミットがやたら多く、アセアンの政治家は会議ばかりやっているという印象を強くした。とにかく世界で一番多いと思う。しかし、会議を重ねていると、タイ、ライス、カンボジア、ミヤンマー……それぞれの主張が解ってくるもの。そして仲良くできる。
 国益が全く異なるのに仲良くなれる。頻繁に会って意見交換するので、国益がどこにあるのか、問題点は何かが理解できるようになる。そして仲良くなれる。スポーツ平和サミットも同じ。世界中の国が集まり、さまざまな人がこのサミットに関わると相互に理解が進む。常に会議を開いて会っていると解り合えるものである。
 ゴルフをやり、カラオケを歌い、ドリアンを美味しくいただく――この3つをこなさないとアジアでは成功しないと言われている。そのようなヒューマンリレーションが大切だ。ゴルフをやり、カラオケを歌うということは人間のコミュニケーションを促進する。
 デートだって手紙だって回数が多いほど理解・信頼・愛情が確かめられて仲良くなれる。このことがアセアンと関わって解ったことである。つまりどんなに素晴らしいことでも1回だけでは影響を与えられない。スポーツ平和サミット第一回はロンドンだったが、その後、世界を回り、今年は東京で開催した。そのことによって社会に浸透し、国を超え、スポーツの種類を超えて理解が深まった。
 また、ゴルフの世界を見たら理解できると思うが、ゴルフ界はバブル経済崩壊で衰退した。しかし、近年また回復した。その原動力になったのは何か。石川遼という一人のスターが出たことだった。そのスターによってゴルフ熱が再燃した。15歳で勝った。するとライバルが出てきた。先輩たちも頑張りだした。そのことによってゴルフ界全体が活性化してきた。

スター選手の出現で環境が活性化する

 女子ゴルフもそうだ。宮里藍が18歳で優勝し、ゴルフブームが起きた。これによって大会の回数も増えて観客も増えた。つまりスターの登場によってゴルフ界が活性化してきたのである。
 また、ボクシング界のマイク・タイソンや米国のプロゴルファーのタイガーウッズの登場で、それぞれの世界が活性化した。この姿を見て若い人たちが次を狙う。一般の人もボクシング界やゴルフ界に興味や関心を持つようになった。このようにスポーツの価値を広めていかなければならない。
 今回のサミットでもスターがたくさん参加してくれた。そのことによって会場の皆さんが行こうということで足を運んだ。その意味でスターの社会的責任は重いし、そのような星のもとに生まれた意味を噛み締めて、スポーツの素晴らしい意義を社会に浸透していかなければならないと考える。
 他のサミットは40%が言葉の定義で終わってしまう。特に学者同士が会議をやると互いの揚げ足取りに終始する。観客は面白くないから行かない。それでは自己満足に終わる。こうしたイベントは社会に浸透し、多くの人に認められて初めて結実するものである。
 音楽も奏でる人がいて、聴く人がいる。観客が感動しなければ音楽は成立しない。心をとらえる、関心を持たせる――これがスターであり、そのためにはプレゼン、仕掛け、演出も大きな役割を果たすものである。すべては人の心に浸透させるために持続するのである。そこにスポーツ平和サミット開催の意義がある。今回も大成功だった。多くのスポーツのスターたちに感謝したい

2015年5月23日土曜日

世界開発協力機構・列国議会同盟共催、「世界の若い議員と語り合うグローバル・オピニオン・サミット」




半田晴久さんが会長を務める世界開発協力機構と、列国議会同盟の共催で、「世界の若い議員と語り合うグローバル・オピニオン・サミット」が開催されるようです。

列国議会同盟と世界開発協力機構は、一昨年に提携していますが、今回のような議論の場がもてるのは素晴らしいことと思います。日本に世界中の国の若手議員が集う機会など、いままであったのでしょうか。聞くだけでも画期的なことですね。このようにな若い議員による国際的交流は、お互いに大きな刺激にもなると思います。そして世界の人々が、日本の国を正しく知る機会にもなりますよね。戦後、平和と繁栄を享受してきた日本ですが、将来の世界情勢をリードしていくうえでも、こういう若手の議員との交流の機会は、ぜひ必要なところでしょう。

主催者代表で、今回の司会とモデレーターも務める半田晴久さんのことですから、きっと素晴らしい議論になると思います。本当に大成功に終わるといいですね。私もなんとか都合をつけて参加したいと思っています。(さくら)






2015年5月21日木曜日

パシフィックフォーラム CSISの理事をつとめ、WSD半田フェローシップ・プログラムを設立

半田晴久さんは、パシフィック・フォーラムCSISの日本在住理事を務められています。パシフィック・フォーラムCSISついては、詳しくは下記を見ていただくとして、理事長のラルフ・コッサ(Ralph A. Cossa)氏は、世界オピニオンリーダーズサミットでお馴染みの方ですね。

本体の戦略・国際研究センター(CSIS)は、ペンシルベニア大学による世界のシンクタンクのランク付けで、防衛・国家安全保障で1位、外交政策・国際関係論で5位、全分野の総合では4位(全米では3位)にランクされた世界のトップクラスのシンクタンクだそうです。1962年の発足以来、歴代の米政権に様々な政策提言を実施し、キッシンジャー、ブレジンスキーらを顧問や理事に迎え入れるなど、また、時の政権にも人材を送り込んでいるそうです。

半田晴久さんは、パシフィック・フォーラムで、WSD半田フェローシップ・プログラムを設立し、若い研究員を支援していらっしゃいますが、今日は、その世界のヤングリーダーたちから、半田さん宛へのバースデーメッセージを発見しましたので紹介します。
何か、ほのぼのしていいですねー。若い人たちからも慕われているのを感じました。(さくら)




(中央のスタートをクリックし、その後、下部の矢印をクリックすると、次々とメッセージがハイライトされます。半田晴久さんのプライベートなショットもご覧になれます。)




パシフィック・フォーラムCSISとWSD半田フェローシップ・プログラム

 【パシフィック・フォーラムCSIS】  アメリカ合衆国ハワイ州ホノルルに本拠を置く、パシフィック・フォーラムCSISは、ワシントンD.Cにある戦略・国際研究センターのアジア太平洋部門として活動する、非営利かつ政治的偏向のない外交政策研究機関です。
武装紛争の代替を提供するため、1975年にRear Admiral Lloyd R. "Joe" Vasey(リア・アドミラル・ロイドR. ジョー・ヴェイシー)により設立されました。このフォーラムは、産・官・学各界の地域リーダーとの討議と分析を通じ、アジア太平洋地域における、協力的政策の活性化を促します。  
パシフィック・フォーラムプログラムは、現在の政治、安全保障、経済および海洋政策問題に重点を置いています。私たちの研究成果は、世界のオピニオンリーダーや政府高官、ビジネスリーダー、その他、影響力のある読者の参考となっています。また、ヤング・リーダーズ・プログラムを通じ、次世代の地域や外交政策、安全保障のリーダーの育成にも、重点的を置いています。  
パシフィック・フォーラムCSISのヤング・リーダーズ・プログラムは、米国、アジア、その他の地域の、有望な若い専門家や大学院生に対して、通常は、経験のあるエキスパートに限定される政策ダイアログに、参加する機会を提供する会議やワークショップを含みます。
このプログラムでは、キャリアにおける早い段階で、国際政治に関して若手専門家のために研修とモニタリングを提供する一方で、政策専門家のエリートサークルでの若い世代に発言権を与えます。 ヤング・リーダーズ・プログラムの目的は以下の通りです。
● 実践的な側面や政策策定の複雑さについての教育を促進。
● 若い専門家の間の異文化交流と協力を促す。  
● 若い専門家と経験のある専門化が活発に意見交換できるようにする。  
● 出席者全員の利益のために世代間の視点を交えてダイアログを豊かにすること。

 【WSD半田フェローシップ・プログラム】  世界開発協力機構とパシフィック・フォーラムCSISが協力し、WSD半田フェローシップ・プログラムを設立しました。以下の2つがあります。  
● レジデント・フェローシップ  
このフェローシップは、東アジアや欧州、北米の奨学生や専門家に対し、東アジアや日本に影響がある政治、経済、安全保障問題を、堀り下げる場を提供することに努めています。
WSD半田フェローは、3ヶ月から1年間、ホノルルのパシフィック・フォーラム事務所に在籍します。そして、期間のうち半分は、パシフィック・フォーラムのシニアスタッフの指導を受け、個別の研究プロジェクトに取り組みます。このプロジェクトは、パシフィック・フォーラムのIssues & Insigts(課題と洞察)シリーズで発表されます。残り半分の期間は、パシフィック・フォーラムでの研究や、プログラムに参加します。  
また、パシフィック・フォーラム会議に出席する機会もあります。米国・アジア政策に関する、エキスパートの話を聞く機会を持つことができるのです。また、若いWSD半田フェロー(22歳〜35歳)の皆さんは、パシフィック・フォーラムのヤング・リーダーズ・プログラムにも全て参加します。
  
● ノンレジデント・フェローシップ  
ノンレジデントWSD半田フェローは、欧州、および東南アジアでの各1回の会議を含め、パシフィック・フォーラムCSIS ヤング・リーダーズ・プログラムの一環として、毎年2回から4回の会議に出席できます。様々な分野の出身で、異なる視点を持つヤング・リーダー達が集まっています。






Pacific Forum CSIS








2015年5月15日金曜日

半田晴久さんは、ゴルフオーストラリアとオーストラリアPGAの総裁に就任してます



こちらはゴルフオーストラリアのサイトの記事です。

For the good of the game: Dr Handa



半田晴久さんは、ゴルフオーストラリアの総裁に就任されてます。そのゴルフオーストラリアが運営するオーストラリア女子オープンとは、古くは樋口久子や ジャン・スティーブンソン、アニカ・ソレンスタム、最近ではヤニ・ツェンなども優勝しているように、世界のトップ女子ゴルファーが集まるトーナメントです。現在は、LPGAツアー(米国)、欧州女子ゴルフツアー(LET)、ALPGツアー(オーストラリア)の共催大会となってます。

また現在は、半田晴久さんが会長の国際スボーツ振興協会(ISPS)がスボンサーとなり、2011年からISPSハンダ・オーストラリアン女子オープン(ISPS HANDA Women's Australian Open)という名前になっています。ちなみに今年の大会では、世界ランク1位のリディア・コが優勝しています。残念ながら、宮里藍は44位でした。

今年から半田晴久さんも、いよいよ男子の日本ゴルフツアーを主催されますが、すでに男女の世界主要ツアーのトーナメントは、数年前から主催されていました。(さくら)



2015年5月14日木曜日

半田晴久さん支援のハンダ・オペラ


Aida: Nefertiti On The Harbour


上のサイトに、半田晴久さんが支援されている、Handa Opera on Sydney Harbour(ハンダ オペラ オン シドニー ハーバー)のことが書かれていました。ネフェルティティの巨大な像の製作現場の動画もあり、それを見ると大がかりな仕掛けの様子がわかりますし、思ったよりも大きいと感じられます。

それにしても、あの左目はわざとあのように壊れたようにしてあるようですね。頭の上の部分もそうですが。あそこに登って歌えるようになってるのでしょう。
演ずるオペラ オーストラリアの人たちの衣装もなかなか凝ってます。さぞ見応えがあったでしょう。オーストラリアでは映画として8月に上映されると書かれてました。また、テレビでも放映されるようです。日本でも見れないでしょうかね〜、見れると嬉しいですよね。

アイーダのストーリーも魅力的ですから、関心がある人はこちらに詳しく載ってました。(さくら)

わかる! オペラの情報館 アイーダ






2015年5月13日水曜日

今年のハンダ オペラ オン シドニー ハーバーは古代エジプトを舞台にした「アイーダ」

Handa Opera on Sydney Harbour(ハンダ オペラ オン シドニー ハーバー)の幻想的な写真が、ツイッターなどでたくさん投稿されていました。昨日も書いたように、NSW(ニューサウスウェールズ州)政府や半田晴久さんの協力によって開催されています。オペラを上演しているのは、シドニーオペラハウスを拠点に活動するオペラオーストラリアのメンバーです。

あの巨大な顔の像は、古代エジプトのファラオの正妃ネフェルティティです。今回のハンダオペラのセットの中心になるものですが、それにしても巨大ですね。高さ18メートル、重さ15トンあるそうです。3月27日初日でしたが、その半年前から製作にかかっていたようです。今回は「アイーダ」に決まっていたのですが、古代のエジブトを演出するのに、ディレクターはツタンカーメンかその義母のネフェルティティかを候補にしていたそうです。 (さくら)







半田晴久さん、アボット首相ご夫妻と







2015年5月12日火曜日

Handa Opera on Sydney Harbour(ハンダ オペラ オン シドニー ハーバー)にて、アボット首相と


今年の Handa Opera on Sydney Harbour (ハンダ オペラ オン シドニー ハーバー)では、「アイーダ」が3月下旬から4月26日まで、一月にわたり上演されていたそうです。

半田晴久さんも、今年は始めて行かれていたようですね。

http://www.smh.com.au/entertainment/opera/forget-the-rain-the-bloody-cockatoos-are-eating-the-opera-on-the-harbour-set-20150423-1mq00r.html


オーストラリアのアボット首相、オペラオーストラリアの舞台監督リンドンTerraciniと一緒に、半田晴久さんもご覧になられたのでしょうか。





Prime Minister Tony Abbott, Lyndon Terracini and Dr Haruhisa Handa, who attended Handa Opera on Sydney Harbour for the first time this year. Photo: Jamie Williams


このHanda Opera on Sydney Harbour は、ニューサウスウェールズ州政府や半田晴久さんによる支援で、2012年から開催されているそうです。今年で4回目となり、昨年は「マダム・バタフライ」、2013年は「カルメン」、2012年は「ラ・トラヴィアータ(椿姫)」が上演されています。シドニー湾内に舞台が設置され、対岸にはシドニーオペラハウスが見えます。絶景のロケーションの中で野外オペラを楽しむことができるようになっています。

3000席のキャパで、54000枚の全日程分が完売したとのことです。これだけの舞台で、ワインや食事を楽しみながら、しかもオペラオーストラリアによる一流の歌劇が観れるのですから当然でしょうかね。

半田晴久さんもそうですが、オーストラリア人もスケールが大きいことをされますね。(さくら)



http://travelinspirations.yahoo.com/post/117573121241/sydneys-opera-on-the-harbour-the-perfect-opera









2015年5月6日水曜日

半田晴久さんは、普通の尺度で測ることができない人物




ジャパンタイムズによる、先月の8、10日に開催された半田晴久さんのコンサート記事があるので、記念に掲載した。

WEBにも同じものが見つかった。

Concerts revive old favorites, showcase original tunes



半田晴久さんは、プロの書家であり、画家であり、歌手であり、能楽師であり、京劇俳優であり、また俳人、作詞家、作曲家である。さらに著述家としては、短編小説の3冊目が出版予定と聞く。詩集や句集も、これまでに17冊を数える。ほか、人生論、自己啓発、宗教、教育、語学、文化、ビジネス、経営、ギャグに関する本などを、200冊以上は出されている。 実に多才どころではない、驚異的な能力の持ち主なのである。

この記事で紹介されているコンサートでは、エンターテイナーとして、ポップスからジャズ、ロック、フォーク、シャンソン、カンツォーネまで、幅広く歌いこなしている。しかし本業は6カ国語で歌えるオベラ歌手であり、日本の演歌も得意とするマルチシンガーである。


なぜ、そのように多くの分野でプロになれるのか。それは20 歳の頃から、受験勉強をする受験生のような日々を、今日まで40数年間にわたり続けきたからということだ。

つまり不断の努力で、常に学び続けてきたその絶対量が、圧倒的に我々とは違うレベルなのである。そうとしかいいようがない。

しかし、なぜ、そこまで努力ができるのかというと、そこが半田晴久さんの考え方なのだろうが、なかなか真似ができるものではなさそうだ。

「一生のテーマが、死ぬまで真善美を学び、実践することだから」と、あっさりと言われる。そして、いにしえの古典や偉人から深く学んできたそうだ。

そのように普通の尺度で測ることができない人物だけに、普通の尺度で見ていては、けっして理解できないかもしれない。理解できないと真似できないし、学ぶこともできないだろうからもったいないことである。

世の中には、特異な才能をもつ人物が往々にして正しく理解されないことがある。スティーブジョブズですら、一度はAPPLEから追い出されたぐらいだから。

半田晴久さんのことも、正しく理解できない人もいるかもしれないが、それは半田晴久さんの責任ではない。正しく理解するには、半田さん自身がやったように、謙虚に、古典や偉人に学び知恵を磨くしかないのかもしれない。(了)