2003年、半田晴久さんがリーダーとなっているNPO法人 日本ブラインドゴルフ振興協会(JBGA)はで15周年を迎えました。この記念すべき年に、“日本のセント・アンドリュース”と言われる、日本最古のゴルフクラブ神戸ゴルフ倶楽部で、JBGAのブラインドゴルフ大会が開催されたのです。
この年、神戸ゴルフ倶楽部はちょうど100周年でした。このとき半田晴久(深見東州)氏は、神戸ゴルフ倶楽部の方から、「最初の100年はゴルフの普及。次の100年は、ゴルフの社会貢献」ということを聞き、非常に感銘を受けたのです。
それ以来、半田晴久さんは神戸ゴルフ倶楽部のメンバーにもなり、ブラインドゴルフ以外にも、ゴルフの社会貢献の道を模索し始めました。そして、その翌年 (2004年)、稲葉真寿美プロとの出会いがあり、女子シニアは試合に出る機会に恵まれてない、という実状を知ったのです。
50歳でシニアになる男子と違い、女子は45歳でシニアとなります。平均寿命がますます伸びてる現代では、女性が45才でシニア、男性は50才でシニアと いっても、まだまだ若い盛りというプレーヤーも多いものです。しかも、シニアプレーヤーは年々増えていくのです。しかし、男性のシニア公式戦は、日本やアメリカや欧州にもありますが、女子シニアの公式戦は、当時は世界中でアメリカにしかなかったのです。
こうして2005年4月、NPO法人 日本ブラインドゴルフ振興協会(JBGA)と、世界ブラインドゴルフ協会(IBGA)、 The LEGENDS Tour(米国女子シニアゴルフ協会〔WSGT〕)の三者共催で、「第1回ワールドシニアゴルフ レディースオープン選手権」が、日本で開催されました。
翌年、2006年4月には、「第2回ワールドシニアゴルフ レディースオープン選手権」が、太平洋クラブ御殿場コースで行われ、再び世界殿堂メンバー達が来日しました。
女子シニアプロのバイタリティあふれる活躍や魅力は、ゴルフの面白さや可能性を広げ、アマチュアゴルファーのやる気や技術の向上にも役立ちます。そして、 これらの大会は、いま活躍している女子プロ達の、将来の受け皿を作るものでもあるのです。
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