2013年7月7日日曜日

半田晴久さん@創作記事:菱法律経済政治研究所の顧問の小沢一郎さん

先日の、毎日新聞の創作記事には、笑いました。



わざわざ、小沢一郎氏が離党届を提出した7月2日の夕刊トップで、「半田晴久さんが代表をつとめる菱法律経済政治研究所から顧問料をもらっていながら、隠していた」的なことが書かれていたのです。



しかし、記事を読めばわかりますが、顧問料の記載は、雑所得に計上されているので隠していたわけではありません。



産経新聞でも「企業の顧問料などの雑所得」と記載されてたと報道されてます。



顧問就任の事実を10年分の報告書に記載していなかった、という点は記載ミスなのでしょうが、これは、小沢事務所が言うとおり、「事務的なミス」で済む話と言えるでしょう。



ところが、毎日新聞では、政治学者のコメントをわざわざ入れて、無理矢理ことを大きくする報道をしています。



まず、この政治学者は、小沢一郎さんがどんな業務をしてるのか、全く知らないで言ってることは、大きな問題です。顧問としてそれだけの役割を果たしているから、菱法律経済政治研究所の会員も納得して、会員として在籍してるのだろうと思います。



また、「顧問の対価としては金額が極めて不自然」などと書いていましたが、こんなこと、第三者が勝手に判断することがらではありません。



たとえば、オークションで骨董品の値段が決まったとします。「この金額は極めて不自然」だなどと、第三者が言う話ではありません。買う人と売る人が納得する値段が自然な値段なのです。



同様に、顧問の対価というものは、会計学的な基準によると、企業と顧問の間で決まることであり、第三者がどうこう言う話ではありません。この政治学者は、こうした会計学的な知識を、持ち合わせておられない方なのかもしれませんね。



たとえば、「あの有名弁護士への顧問料が高額なのは不自然である」などと第三者が勝手に判断するのは、おかしな話であり、当事者同士が納得する値段が自然な値段なのです。





また、「罰則やペナルティーがないため、記載漏れが繰り返される」などと書いていますが、そういう考えでしたら、7月3日に、民主党の藤田幸久財務副大臣が不動産所得と雑所得で200万円の記載漏れを訂正したことこそ、大々的に報道すればいいのではないでしょうか?



毎日新聞の考えによると、金額そのものを隠していた、ということになりませんか?



まあ、わざわざ、政治学者のコメントをひっぱってこないと、あまりにも「だからどうしたの?」と言わざるを得ないニュース価値のない記事だったということなのでしょう。





また、もう一つ。ワールドメイトが認証を申請したのに否定された、ようなことも書かれていますが、これも事実を歪曲した表現ですね。



なぜなら、宗教法人は認証性であり、申請したら認証される類いのものだからです。正しくは、ワールドメイトは、静岡県に相談してる最中に、宗教法人法が変わり、管轄が文化庁になったということのようです。それで、静岡県に相談するのをやめたそうです。



ワールドメイトは静岡県に認証を提出したこともなければ、文化庁に提出したこともないだけ、ということのようです。



宗教団体であっても、法人格がないという以外は、ほぼ宗教法人と同じらしいので、とくに不自由は感じていないみたいですね。







半田晴久さんが中心となって、選挙活動をすることはありえません。小沢一郎さんは、菱法律経済政治研究所の顧問であるとはいえ、他の政党に所属する政治家の顧問も大勢在籍するようです。



それこそ多様な政党に所属する人が顧問になっているようなので、仮に、選挙運動しょうと思ったとしても、やりようがないことでしょう。



政治を研究のテーマのひとつ、としてるから、さまざまな政治家も顧問に在籍してるだけの話なのでしょうが、わざわざ、小沢一郎さんが離党する日におもしろおかしくぶつけたということなのでしょう。






ちなみに、報道を見る限りでは、毎日新聞のみがおもしろおかしく書いただけであり、他の新聞社では取り上げることもなかったり、いちいち企業名まで書いていないようです。



それだけ、たいした記事ではないということであり、毎日新聞にはなんらかの思惑があったということを指すのでしょう。



なんら、騒ぐほどのことでもありません。


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